「ライオン」「ギター」など、出題者から各自に配られた今回の「お題」を、みんなで1つのキャンバス(紙)に少し(一筆)ずつ描いていきましょう。各自異なる色のペンを使っているので、誰がどこを描いたか判るようになっています。
ただし、そのうちの1人は配られた「お題」が白紙の状態で、この「エセ芸術家」だけが今回のお題を知りません。出題者からヒントとして与えられた「テーマ (動物、楽器など)」や、他の人が描いている断片から推測し、「知ったかぶり」して描いていきましょう。
全員が2度ずつ筆を入れたとき、エセ芸術家が今回のお題を当ててしまうと得点はエセ芸術家のものになってしまいます。他の芸術家たちは、エセ芸術家にお題を悟られないようにしつつエセ芸術家を特定できれば得点となるため「エセ芸術家には解らないだろうけれどもお題を知っている人には解るはず」と考えて線を描いていきます。しかし「これなら解るだろう」の尺度が人によってそれぞれ異なるため、絵はなんだかよく解らないものになり、誰もが怪しく見えてしまうのです。
全員が2度ずつ筆を入れたら、エセ芸術家だと思う人の投票、エセ芸術家のお題当てをもって得点が割り振られます。そしてまた新たな出題者がお題を…とゲームを続けていき、いちはやく規定の得点に達した人が勝ちです。
プレイ人数:5~10人
プレイ時間:約20分
対象年齢:8歳以上
デザイナー:佐々木隼